嵐山花伝抄「館内のご案内」「夕食案内」
Client:株式会社共立メンテナンス 様
京都の景勝地、嵐山に立地する癒しの湯宿、嵐山花伝抄の「館内のご案内」と「夕食案内」を制作しました。
京都・嵐山の宿泊施設にふさわしい「館内のご案内」にリニューアル!
既存の「館内のご案内」はモノクロのものでしたが、嵐山で宿泊するお客様へホスピタリティを少しでも高めるために
使いやすく見やすい「館内のご案内」としてリニューアルしました。
チェックイン時に帳場(フロント)でお客様に「館内のご案内」を用いて
部屋番号と食事の時間を伝えるので、表紙をめくった所に情報をまとめ、
帳場のオペレーションの負担にならないように配慮した作りにしています。
上記図のように、お客様が手にとって表紙から順番に開いていくことで、
お客様が館内に何があるのか。それがどこにあるのか、外出した際に近くに何があるかなどを
順番に見て理解してもらえるように構成を工夫しました。
海外のお客様にも十分に夕食を楽しんでもらうための「夕食案内」
嵐山花伝抄の夕食の懐石には、注文されてから作るオーダーバイキングというメニューがあります。
日本のお客様にはスタッフが説明しますが、海外のお客様への説明は言語の問題で対応できるスタッフに限りもあり、
十分な説明ができず課題になっていました。
そういったお客様によってサービスの差を生まないように、夕食の仕組みを英語で説明できるツールのご要望がありました。
同時に、折角ツールを用意するので、「持って帰ってもらえるようなツールにできないか」という課題もいただきました。
思い出として持ち帰ってもらえる工夫
ただ夕食の説明が書かれた用紙というだけでは持ち帰ってもらえないと考え、
提供料理を写真ではなくイラスト化することにしました。
イラストにすることで食事前にどんな料理なのかイメージを膨らませることができ、
オーダーバイキングの仕組みをイラストと共に記載することで
お客様に理解してもらいやすくなりました。
旅行を振り返った時、スマートフォンで撮った写真だけでなく、
嵐山花伝抄でどんな料理を食べたのか、説明付きの用紙を見て思い出していただけるような
ツールに仕上がりました。
企画当初イラスト制作の案もありましたが、費用のバランスを考えて
写真撮影したものを画像加工でイラスト化しています。
Project Member
Director:吉岡
Designer:吉岡
仕様:A3/上質紙/両面カラー/DM折り(館内のご案内)
A4/上質紙/両面カラー(夕食案内)